自由人の空旅 マイルと共に

ANAマイルとか、特典航空券とか、SFC(スーパーフライヤーズカード)とか?…そして自由な旅を。

ANA上級会員(プレミアムメンバーサービス)の全容

昨今、様々な企業がお得意様向けのサービスを展開しています。
クレジットカードで多額の決済をしてくれるユーザーにプラチナカードを発行するとか、ホテルの利用が多いユーザー向けのものであったり、身近なトコでは楽天市場のメンバーサービスにもありますね。
実は世界中の航空会社にも同様のサービスがあり、ANAにも「プレミアムメンバーサービス」と言う名の上級会員制度があります。

プレミアムメンバーサービスとは。

ANAのお得意様向けサービスの名称です。
3つのステイタスがあり、上級ステイタスであるほど様々な優待・優遇・サービスが用意されています。

ステイタス

プレミアムメンバーの中には、前年の利用の多さに合わせて「ダイヤモンドメンバー」「プラチナメンバー」「ブロンズメンバー」の3段階のステイタスがあり、ダイヤモンドが上級・プラチナが中級・ブロンズが初級といった感じで、上級になればなる程サービスが充実します。当然ですが会員資格を得る難易度も上がります。
これら3つのステイタスの他に「スーパーフライヤーズ会員」「ミリオンマイラープログラム」と言う特殊な会員制度2種類の、合計5種類の階級があり、それぞれ得られるメリットや取得難易度に差がつけられてます。

ブロンズサービスメンバー

www.ana.co.jp
公式サイトより

プラチナサービスメンバー

www.ana.co.jp
公式サイトより

ダイヤモンドサービスメンバー

www.ana.co.jp
公式サイトより

各ステイタス獲得条件

このステイタス制度はあくまでもお得意様優遇サービスですから、どれだけANAに搭乗したかが指標になります。その指標を計るのが「プレミアムポイント」です。マイルや搭乗回数ではないところに注意が必要です。

プレミアムポイントとは

プレミアムポイントは、利用者が1年間(1月1日〜12月31日)にANAグループ運行便やスターアライアンス加盟航空会社にどれだけ搭乗したかを計る指標です。このプレミアムポイントが何ポイント以上かで翌年度ステイタスが決定されます。どれだけマイルを獲得しようが何百回搭乗しようが、このプレミアムポイントが規定値に満たなければステイタスは得られません。

プレミアムポイント獲得基準

なかなかややこしいんですが以下の式で計算されます。
(基本区間マイレージ×クラス・運賃倍率×路線倍率)+搭乗ポイント
基本区間マイレージ
時刻表等に記載されてますが、例えば東京ー札幌で510マイル・東京ー大阪で280マイル・東京ー沖縄で984マイルです。ちなみに国内最短は札幌ー函館の90マイル、最長は札幌ー沖縄の1,397マイルです。
クラス・運賃倍率
航空券の種別に応じて以下のように倍率が設定されてます。
ANA国内線利用運賃一覧表│ANAマイレージクラブ
平たく言うと、より高額な運賃には大きい倍率を付けます、という感じで、みなさんがよく使われると思われるプレミアム旅割28は125%、旅割21〜75は75%です。
国際線は予約クラスF/A/Jが150%、C/D/Zが125%、G/E/Y/B/Mが100%、Pが70%、U/H/Qが70%、V/W/S/Tが50%、L/Kが30%です。
路線倍率
国内線で2.0倍、アジア・オセアニアで1.5倍、その他1倍です。
搭乗ポイント
上記リンクを見れば搭乗ポイントについても書かれてますが、上級シート(国内線プレミアムクラス・国際線ファースト/ビジネス等)には200〜400ポイント加算されます。

東京ー札幌旅割75の場合
(基本区間マイレージ510×クラス・運賃倍率75%×路線倍率2倍)+搭乗ポイント0=765ポイント
東京ー沖縄プレミアム旅割28の場合
(基本区間マイレージ984×クラス・運賃倍率125%×路線倍率2倍)+搭乗ポイント400=2,860ポイント

獲得基準

このプレミアムポイントを1年間(1/1〜12/31)にブロンズで30,000ポイント、プラチナで50,000ポイント、ダイヤモンドは100,000ポイント獲得すると、翌年度(翌4/1〜翌々3/31)の期間に各ステイタスメンバーとしての優遇を享受できます。
ちなみに先ほど例に挙げた東京ー札幌旅割75だとブロンズ20往復・プラチナ33往復・ダイヤモンド65往復半、東京ー沖縄プレミアム旅割28でブロンズ6往復・プラチナ9往復・ダイヤモンド18往復程度を1年間で乗るという意味です。
そしてその翌年はまたリセットされるという、なんとも酔狂なシステムなんです。

各ステイタスのサービスの違い

空港/搭乗関連

ブロンズ プラチナ ダイヤモンド
専用デスク
ANA SUITE LOUNGE
ANA LOUNGE ◯※1
コンシェルジュサービス
座席クラスアップグレード ◯※3
プレミアムエコノミーへの変更
優先チェックインカウンター ◯※2
優先手荷物受取
手荷物許容量優待 国際線のみ
専用保安検査場
優先搭乗
空港での空席待ち優先
マイカー・バレー優待(成田)
空港駐車場優先予約(羽田)
香港国際空港優先レーン

※1 マイルまたはアップグレードポイントでの利用のみ
※2 プレミアムエコノミーチェックインカウンターのみ
※3 搭乗当日2倍のポイントで対象クラス拡大
予約関連

ブロンズ プラチナ ダイヤモンド
予約先行受付(国内線)
座席指定優先(国内線)
予約時空席待ちの優先
特典航空券の優先 国際線のみ
国際線手数料免除

その他

ブロンズ プラチナ ダイヤモンド
アップグレードポイント
フライトボーナスマイル 40-55% 90-105% 115-130%
ANAカード ゴールド/プレミアム特別ボーナス
マイル有効期限延長
ANA SKYコインの返還率優遇
アップグレードポイントからANA SKYコインへの交換
IHG・ANA・ホテルズグループ優待
Financial Pass Visaデビット ATM手数料無料

プレゼント関連

ブロンズ プラチナ ダイヤモンド
ネームタグ
限定ネームタグ 150,000P
ANA SUITE LOUNGE利用券 80,000P
7つのコースから選べる特典
プレミアムメンバー限定ANAセレクション
ライフスタイルマガジン
ダイアリー/カレンダーのプレゼント

まとめ

想像以上に敷居の高い条件です。出張族で毎週飛行機を利用するくらいの搭乗が必要だという事が解りました。しかも1年ポッキリです。
各ステイタスの違いは、大きな部分で言うと、搭乗ボーナスマイルとラウンジ・優先搭乗等の空港でのベネフィットに違いが見られます。
ちょっと特殊である意味究極のANAカードでもある「スーパーフライヤーズ会員」と、最強のお得意様の証「ミリオンマイラープログラム」については別記事でまとめます。