自由人の空旅 マイルと共に

ANAマイルとか、特典航空券とか、SFC(スーパーフライヤーズカード)とか?…そして自由な旅を。

PP単価を劇的に下げる国内乗り継ぎの魔法

PP単価を下げれば下げる程、プラチナサービス→ SFC取得までのコストが下がる訳です。
プレミアムポイントを50,000ポイントに達するのが条件ですから、単価12円なら600,000円、10円なら500,000円、8円なら400,000円がSFC修行に掛かる費用という事です。
「SFC修行って楽しそうだし、せっかくだから各地を旅行もしたい。費用はまぁ」と、旅行ついでに修行するよって場合や、旅行のキッカケ(言い訳?)で修行するっって事なら、ならさほど費用を気にしなくていいのかも知れません。
有り余る経済力をもってプラチナステイタスを目指す(そんな方ならその必要もないのかも知れませんが)のであれば、600万円程で東京ーワシントンD.C.をファーストクラスで正月・GW・夏休みの3回往復すればいいんです。
ですが一般庶民であるオイラにとってはそんな贅沢はあり得ません。
ですので、いかにPP単価(すなわち修行総コスト)を下げて計画を立てるかは大きな課題です。


じゃあどういう路線・クラスに搭乗すればPP単価を下がるのか。
SFC修行の定番路線である「東京ー沖縄」「東京ーシンガポール」「沖縄ー東京ーシンガポール」の3つのパターンをそれぞれ見ていきましょう。
この記事執筆時点で予約可能な2017年1月後半で検索し、その中の最安値で比較します。
マイル/PPの積算はANAワイドゴールドカード所有の場合です。

国内線のみを利用する場合

時間的にも精神的にも気楽で路線倍率2倍で人気の国内線修行です。
首都圏在中SFC修行僧に人気の「東京ー沖縄」路線を詳しく見てみます。

普通席

最安値は旅割で往路13,090円/復路13,390円=26,480円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは1,844マイル/2,952PPですのでマイル単価14.36/PP単価8.97となります。

プレミアムクラス

最安値はプレミアム旅割で往路25,790円/復路26,090円=51,880円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは3,074マイル/5,720PPですのでマイル単価16.88/PP単価9.07となります。

国際線のみを利用する場合

では同様に修行僧に人気の国際線路線、「東京ーシンガポール」を見てみます。

エコノミークラス

この期間でのエコノミーの最安値は予約クラスSで50,630円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは4,140マイル/4,968PPですのでマイル単価12.23/PP単価10.19となります。

プレミアムエコノミー

この期間でのエコノミーの最安値は予約クラスEで104,630円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは8,280マイル/10,736PPですのでマイル単価12.64/PP単価9.75となります。

ビジネスクラス

この期間でのエコノミーの最安値は予約クラスZで259,630円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは10,350マイル/13,220PPですのでマイル単価25.08/PP単価19.64となります。

国内乗り継ぎを利用した国際線

続いて、通称「SINタッチ」と呼ばれる「沖縄ー東京ーシンガポール往復」です。オイラのように首都圏在中の方が実際にこのルートに搭乗するには、このルートの前後に「東京ー沖縄」往復が必要になります。
このルートの国内区間「沖縄ー東京」の予約クラスがマイル/PPの積算率が100%になるBやYになっている事に注目です。

エコノミークラス

この期間でのエコノミーの最安値は61,210円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは6,600マイル/8,804PPですのでマイル単価9.27/PP単価6.95となります。

プレミアムエコノミー

この期間でのプレミアムエコノミーの最安値は115,210円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは10,740マイル/14,672PPですのでマイル単価10.73/PP単価7.85となります。

ビジネスクラス

この期間でのビジネスの最安値は270,250円でした。
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この路線/クラスの往復で得られるマイル/PPは12,810マイル/17,156PPですのでマイル単価21.10/PP単価15.75となります。

一覧

ドサッと並べてしまいましたが見辛いので一覧にしてみます。

路線 クラス 運賃 搭乗マイル PP マイル単価 PP単価
東京ー沖縄ー東京 普通席 26,480円 1,844マイル 2,952PP 14.36 8.97
東京ー沖縄ー東京 プレミアム 51,880円 3,074マイル 5,720PP 16.88 9.07
東京ーシンガポール往復 エコノミー 50,630円 4,140マイル 4,968PP 12.23 10.19
東京ーシンガポール往復 プレエコ 104,630円 8,280マイル 10,736PP 12.64 9.75
東京ーシンガポール往復 ビジネス 259,630円 10,350マイル 13,220PP 25.08 19.64
沖縄ー東京ーシンガポール往復 エコノミー 61,210円 6,600マイル 8,804PP 9.27 6.95
沖縄ー東京ーシンガポール往復 プレエコ 115,210円 10,740マイル 14,672PP 10.73 7.85
沖縄ー東京ーシンガポール往復 ビジネス 270,250円 12,810マイル 17,156PP 21.10 15.75

結論

上の表でPP単価10を下回るものは赤で表示しました。
どうでしょう。東京ーシンガポール往復と沖縄ー東京ーシンガポール往復の料金差が10,000円ちょっとというのが鍵でして、国際線利用時の国内乗り継ぎ部分はどの路線でも片道5,000円程度で、かつ積算率が100%という 料金的にもPP的にもバーゲンプライスだという事です。
つまり、国内区間を長距離にすればする程PP単価が下がります。ですから修行僧はわざわざ沖縄や石垣から一見意味不明なルートで海外(路線倍率的に旨味のあるアジア・オセアニア)へと向かうのです。

メリット

ズバリ、強烈な低PP単価。

運賃は常に変化しているので一概には言えませんが、沖縄在中であればこの沖縄発東京経由シンガポールを今回程度の運賃で取れればエコノミーで6回/367,260円でプラチナステイタスを得ることができるのです。
さすがにSFC修行の為に移住するわけにはいかないので、首都圏在中者の場合はこの前後に東京ー沖縄往復を付け足すことになりますが、その場合1セット(普通席/エコノミー)87,690円・PP単価7.46が可能となります。(普通席/プレエコだと141,690円・PP単価8.04)

一撃で大量のPP

これだけたくさん搭乗するのですから当然と言えば当然ですが、一発で10,000PP前後はいけちゃいます。20,000PP取れるルートも存在します。

デメリット

日帰りはおそらく出来ません。

沖縄ー東京間が約2時間、東京ーシンガポール間で約7時間ですから、片道だけで半日かかります。

現地で宿泊の場合、ホテルの宿泊代がかかります。

現地発着の時間によって宿泊が伴う場合があります。

海外に行くのですからもちろんパスポート必須です。

言うまでもありませんが、持ってない場合は10年旅券で16,000円かかります。

多少の英語力が場合によっては必要でしょうか。

海外に行くわけですから出入国審査はあります。そこでは大抵の場合通り一遍なことしか聞かれませんが、宿泊を伴う場合や観光もしたい場合は話せないよりは話せた方が快適です。

まとめ

SFC修行には各自コンセプトを持って挑むと思いますが、PP単価を極限まで下げるコンセプトであればこの「国際線国内乗り継ぎ」は絶対です。長距離になる国際線は少し楽したいと考えてプレエコ利用だとしても充分すぎるパフォーマンスではないでしょうか。
この例以外にも、石垣スタートにするとか海外をクアラルンプールにするとか、バリエーションも豊富です。