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自由人の空旅 マイルと共に

ANAマイルとか、特典航空券とか、SFC(スーパーフライヤーズカード)とか?…そして自由な旅を。

誰もが抱く不思議な疑問「本当に修行してまでSFCは必要か?プラチナカードだけじゃダメ?」

過去にも先輩ブログのいくつかでテーマになっては消えていく不思議な疑問、果たして本当にSFCは必要なのか?という謎に迫ってみたいと思います。
実際にSFCを取得した方々のブログを拝見すると、殆どの方が「修行して良かった」と報告されています。一部のブログでは今回のこの記事同様の疑問を持ちつつも、「修行するべき」との結論に達し、結果SFC取得に邁進という例が殆どです。
SFCではないANAプラチナプレミアムとの比較を交えて本質に迫ります。


修行ってなんだ?って方は以下の記事をどうぞ
www.milagefreeman.com

SFC取得のメリット

www.milagefreeman.com
この記事でまとめましたが改めて代表的なメリットを。

カード継続で一生モノの権利

平ANAカードに対して若干年会費は上昇しますが、プラチナステイタスとほぼ同等のサービスが一生モノとして与えられます。

国際線予約の優先

マイレージクラブ平会員にはほぼ幻のチケットと化している国際線特典航空券、特にヨーロッパ・アメリカ(ハワイ含む)の直行便のビジネスクラスが取れる確率が上がる。

同一グレードのカードより搭乗ボーナスマイルが多い

この他、カード継続で毎年継続ボーナスマイルが多くなります。

家族カード

自身がSFCを取得すれば家族カード発行でご家族もSFCの恩恵にあずかれます。

ANAラウンジ等

これを最大のメリットと考える人も多いです。ラウンジ以外に専用チェックインカウンター・セキュリティゲート・受託手荷物の優先もあります。混雑時でも快適に空港で過ごせる(しかも飲食Free)のは飛行機旅の不満を激減させるのは間違いありません。

SFC取得のデメリット

メリットを見ていくと当然良い事づくしな訳ですが、当然デメリットというか、それなりの負担があります。

費用

巷で言われるPP単価10円だと取得までに50万円の費用がかかります。ポイントサイトをフルに活用しマイルで賄う方法もありますが、50万円分の航空券を買う事に違いはないので、SFC取得に拘らなければ50万円分の航空券を購入して旅行出来る事になります。

時間的・体力的な負担

これはもう、好きじゃなきゃ出来ないでしょ?って言うくらい飛行機に乗らなきゃいけない(そもそも飛行機嫌いならSFC目指す事もないでしょう)ですから、何度も週末を潰す必要がありますし、場合によっては休暇取得が必要になることもあります。さらにPP単価を限りなく小さくしようと思いOKA-SINタッチなんぞしようものなら丸々2日間飛行機に乗り続けます。人によっては体力的な負担も無視出来ない事です。

ANA プラチナカードとの比較

当サイトでは幾度となくSFCを目指すならANAワイドゴールドカードをオススメしてきましたが、ワイドゴールドの上にANAプラチナプレミアムという上級カードがあります。
SFCのメリットの人気上位のANAラウンジの利用ですがこのカード(非SFC)を所有していればできるんです、コレ。で、プライオリティパスも発行できます。
プライオリティパスの詳細はこちら
www.prioritypass.com
ちなみにこのカードを持っていなくてもプライオリティパスを発行する手立てはあります。
現時点で最安で手に入れるには「楽天プレミアムカード」を発行(年会費10,000円)する事です。
SFCワイドゴールド+楽天プレミアムカードを所持すれば非SFCのプラチナカードと同等のラウンジサービスを得られますが、年会費の合計が20,500円になります。
で、このANAプラチナプレミアムカード、年会費80,000円です。そして「プラチナ独自の審査」という事ですので、それなりの属性を持っていないと発行出来ないでしょう。少なくともゴールドより審査が厳しい筈です。
※オイラは申込んだ経験が無いので断定出来ません。
プラチナカードですから付帯保険その他ベネフィットがゴールドより充実します。

ANAラウンジの観点

ラウンジ利用を主たる目的とした場合の費用差を時系列で比較します。
※SFCとプラチナを比較したいので修行は0年目と定義します。修行はPP単価10円で1年目はワイドゴールド所有。括弧内は累計

カード 初期費用 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目
ワイドゴールド→SFC 509,500円 10,500円(520,000) 10,500円(530,500) 10,500円(541,000) 10,500円(551,500) 10,500円(562,000) 10,500円(572,500) 10,500円(583,000)
プラチナ 無し 80,000円 80,000円(160,000) 80,000円(240,000) 80,000円(320,000) 80,000円(400,000) 80,000円(480,000) 80,000円(560,000)

どうでしょうか?ANAラウンジの利用だけだと7年間は修行無しでプラチナカードを持った方が安く済みます。プラチナのベネフィットの1つであるプライオリティパスをSFCにプラスして持とうと考えるなら上記の通り+10,000円ですから8年目でも費用は逆転出来ません。修行に掛かる費用をもっともっと下げなければ元を取るのに10年近くかかってしまいます。
もしオイラが60歳でラウンジ目的で考えるならカードそのもののベネフィットの差も考慮してSFC修行は無意味と考えます。オイラ今40台ですけど70歳とかでバシバシ旅行する自分の姿は残念ながら想像できません。

マイル発生源として

SFCはカード継続で4,000マイル貰えます。対してプラチナカードは10,000マイルです。
カード決済で得られるポイントからマイルに変換する際の率はSFCワイドゴールドは100万円決済で10,000マイル、プラチナカードは15,000マイルです。(ボーナスポイントについては変化無し)
オイラが提唱しているマイル獲得基礎体力をガッツリ上げられる方にとって決済で得られるマイルの差も看過出来ません。
www.milagefreeman.com
とはいえ、年会費が非常に高額ですから、7~8年掛けて修行費用を超えていきます。相当額決済出来なければマイル発生源としての旨味は徐々に失われます。
マイル発生源として考える場合、マイル価値を1マイル2円として計算すると、年会費差69,500円=139,000マイル相当、継続ボーナスマイル差の6,000マイルを引いて133,000マイル。
ということは、決済での還元率の差1.5倍で133,000マイルを超える差を生み出すには886万円以上決済しなければいけない事になります。

結論

上に書きましたがもし今60台でプラチナカードが発行出来るのであればSFCは不要でしょう。
旅行可能な残存年数(各個人の自由な予想で構いません)が10年以下で毎年900万円以上決済出来るならSFC修行などせずにプラチナカードを発行すべきです。
ですが、ですがですよ。SFC固有のメリットに予約の優先があります。
いくらマイルを貯めても特典航空券を発券出来ないのであれば宝の持ち腐れです。
オイラの場合、世界一周特典航空券で旅行したいという理由でマイルを貯めてますが、例えば旅程一発目の日本発がヨーロッパ(トルコ経由とかならやや可能性は上がります)やアメリカだったらビジネスクラスを確保するのはほぼ絶望的と思われます。そこに修行をする最大の動機があります。
マイルを貯める理由が特典航空券ビジネスクラスでアメリカ(ハワイ含む)やヨーロッパに(何度も)行く事だとしたら修行動機としては充分です。
オイラの同僚(非SFC)はセッセとマイルを貯めて夫婦でヨーロッパ旅行を画策してますが「ラウンジ利用等はビジネスクラスなら違いは無い。最大の心配は特典航空券を取れるかどうか」と言ってます。
修行してまでSFCを狙う理由、それは予約枠の優遇。これに尽きます。
家族カードの存在などはこの予約優遇の前にはチッポケなものです。
ラウンジ利用も、そもそもビジネスクラスに自費で乗るなら差は無いし、プラチナカードという手もあります。
これからSFC取得を目指す方(オイラ含む)、自身の心に今一度聞いてみましょう。
・年間のカード決済額は880万円以下ですか?
・あなたにとって旅行可能残存年数は10年以上ですか?
・上記期間で特典航空券ビジネスクラスで旅行したいですか?
・SFC修行を庶民のオトナの遊びとして楽しめますか?

1番上だけNOで修行を迷われてるならまずプラチナカード発行して、後々気が向いた時に修行してはいかがでしょう?実はプラチナカードもSFC化出来ます。
質問の上2つがNOだと修行ではなくプラチナカード発行をオススメします。その豊かな所得で航空券は自費購入できますよね?
全てYESなら「迷わず行けよ、行けば分かるさ」です。
修行された方々のブログを読んでみると分かりますが、大抵の方がとても楽しんで修行に挑まれ、かつ「修行して良かった」との感想を持っているのですから。